泣き止まない子どもを笑顔に変えたのは撮りためた楽しい思い出だった
つい先日、夫婦そろって朝寝坊いたしまして。そして、慌ただしい朝の空気を敏感に察知したのか、朝から超絶フキゲンな息子くん(2歳)。
「おむつ替える?」「やだ〜」
「じゃ、替えないでおこうか?」「やだ〜」
「保育園にいけなくなっちゃうよ?」「やだ〜」
「じゃ、保育園行くのやめる?」「やだ〜」
一事が万事こんな調子。俗に言う「魔の二歳児」ってやつね。泣きたいのはこっちだよ。。。
誰一人として幸せじゃない状況
なだめたり、ごまかしたり、怒ったり。いろいろと試行錯誤してみるものの、こういうときって何をしてもダメな場合が多いんですよね。
で、最終的には泣きじゃくる息子くんを保育園に押しつけて、泣き声に後ろ髪を引かれつつも、心の中で「ごめんね」と謝りながら会社へと急ぐ。
子どもは悲しい。保育園の先生は大変。自分は自己嫌悪。誰一人として幸せじゃない状況が生まれる。
こういう経験をされてる方って多いんじゃないでしょうか(うちだけだったらちょっと悲しい)。
ボクは「この状況を楽しもう」と覚悟を決めた
みんながつらい思いをするのもいやだし、最近は「こういう状況を楽しもう」というマインドでいるように心がけてます。
もちろん、毎回そういうわけにはいかないよ、だってにんげんだもの。でも、これが5年も10年も続くわけじゃない(と信じてる)し、子どもと接せられる時間なんて限られてるんだから楽しまないともったいないなって。
そこで、ボクは泣いてる息子くんの動画を撮ることにしました。いつか息子くんに子どもができたときに「お前もこんな時期があったんだぞ」とネタにするためです(笑)
一瞬泣き止んだのをボクは見逃さなかった
しばらくは撮られていることに気づかず泣いている息子くん。しかし、途中でカメラを向けられていることに気づき、一瞬だけ泣き止みました。
いま、一瞬だけど泣き止んだよね?言っとくけどパパはそういうの見逃さないよ?
普段、写真や動画を撮っていると「みせて〜」と画面を覗き込んでくる息子くん。でも、このときはさすがに寄ってきません。
ならばと、いま撮ったムービーを無理やり見せてみることにしました。
息子くんは一瞬興味を示して泣き止んだものの、またすぐに泣き出してしまいました。
次に、週末に家族でいった牧場で楽しく遊んでいるムービーを見せてみました。
すると、今度は泣き止んで最後まで見ているじゃありませんか!
もしかしていける?
一縷の望みを賭け、ボクは息子くんに次から次へとムービーを見せていきました。馬にえさをやってるシーン、乗馬のシーン、追いかけっこシーン。
それらを食い入るように見つめる息子くん。もはやなんで泣いてたのかすら忘れている感じです。
悲しい思いをした動画は逆効果
ここで場面が変わって、息子くんが泣いているムービーが出てきました。
すると、そのときの悲しかった記憶がよみがえってきたのか再びギャン泣きを始める息子くん。なるほど、悲しい思い出は逆効果ってことね。パパは完全に研究者モードです。
本人が楽しそうにしている動画が効果的だった
ならばと、今度は本人が楽しそうにしているムービーを中心に流していきました。すると、やはり泣き止んで画面を見つめる息子くん。しまいには「おうまさん、のったよね」とか「えさあげたよね」とか話し始めました。
いける!
もはや疑惑は確信に変わりました。そして、頃合いをみて息子くんに「おむつ替える?」と聞くと「うん」と元気よく返事が返ってきました。やったよ、ママン!
まとめ
今回、大泣きする息子くんに楽しい思い出の動画を見せることで、機嫌を直させることに成功しました。その後も何度か試してみましたが再現性は高かったです。少なくとも悪化させることはないと思うので、積極的に試してみてはいかがでしょうか。