「赤ちゃんの寝かしつけにバランスボール」ってそろそろ常識だよね?
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寝かしつけにはバランスボール。これ、もはや常識にしちゃっていいと思うんですよ、奥さん。
子どもが生まれて激減したもの
子どもが生まれてから圧倒的に減ったもの、それは「自分の時間」。撮り貯めたテレビ番組を観たり、好きな音楽を聴いたり、ゆっくりと本を読んだり。こうした時間がぽろぽろと指の隙間からこぼれ落ちていくんです。
もちろん、娘や息子とふれあう時間はプライスレスですよ?何物にも代え難いですよ?家族を心から愛してますよ?
でも、自分の時間だって大切にしたいじゃないですか。ワークライフバランスが大事だって言うじゃないですか(ちょっと違う)。
子どもが寝ている間だけはありのままの自分でいられる
これです。つまり、子どもを夢の世界へと上手に誘うことができれば、晴れて自由の身になれるわけです。
しかし、これが圧倒的に難しい。正直な話、眠らせるだけならそこまで難しくないんですよ(需要があれば書きます)。問題はその状態をいかにキープするかだと思ってます。そうですよね?
そこで、今日はボクが編み出した「バランスボール寝かしつけ術」をご紹介します。周囲の子育て夫婦からも「うちの子もすぐ寝た」「もっと早く知りたかった」という声をいただいており、抜群の再現性を誇っております。
やり方は簡単!子どもを抱っこしてバランスボールに座るだけ
お子さんを抱っこした状態でバランスボールにまたがり、あとはリズミカルにポヨンポヨンと軽く跳ねるだけ。
たったこれだけで、驚くほど早く眠りに落ちてくれます。そして、映画1本ぐらいなら余裕で観られるぐらい起きません。
なぜ長時間寝てくれるのか?
よくある寝かしつけの失敗例ってこんな感じじゃないでしょうか。
- 抱っこして寝かせる
- そっと布団の上に置く
- 置いた瞬間にギャン泣き(1に戻る)
もしくは
- 抱っこして寝かせる
- 疲れてきたので座る
- 「立って抱っこしてよ!」とギャン泣き(1に戻る)
両者に共通するのって動きが止まることなんですよ。
キーワードは「輸送反応」。
理化学研究所では、この輸送反応の仕組みについて、ヒトとマウスを使って科学的な検証をしています。
それによると、ヒトの母親が赤ちゃんを抱いて歩いている時は、座って抱っこしている時よりも、赤ちゃんの心拍数が明らかに低下し、また泣く量が約10分の1に、自発的な動きも5分の1に減少し、赤ちゃんがリラックスしていることが明らかになりました。
バランスボールが生み出す振動が輸送反応を引き起こし、赤ちゃんをリラックスさせることで眠りやすい状態を作り出しているんです。完璧すぎるッ!
またバランスボールを使うことで以下のようなメリットもあります。
- バランスボールに座っていられるので、歩いて抱っこするよりも疲れない
- 集合住宅でも階下への足音を気にしなくてすむ(特に深夜)
- バランスボールに座ることで、腰回りの筋肉がほぐれる
あらやだ、いいことづくめ♪
我が家はマンションなので「歩き回ったら下のお家に響かないかな?」とか気になってたんですよね。でも、バランスボールにしてからは気兼ねなくポヨンポヨンできます。
おすすめのバランスボールを大公開!
我が家で愛用しているのはこれ。他のバランスボールよりもゴムが厚手で丈夫なのと、表面がマットな感じでベタつかないのが気に入ってます。
でも、バランスボールに慣れてない方はリングで固定できるこちらがいいかも。上のよりも一回り小さい55cmタイプなので、小柄な女性もこちらがいいと思います。子どもを抱っこしたままひっくり返ったら危ないからね。
経済的な余裕がある方はオートスイング?
経済的な余裕がある方はオートスイング機能付きのベッドを買ってみてもいいかも。こちらは新生児から4歳ぐらいまで使えるとのこと。
4年間毎日使うとすれば、1日あたり25円ぐらいかな。そう考えれば高い買い物ではないのかも知れません。
【結論】コスパ抜群!バランスボールで十分
最後に簡単にまとめておくので参考にしてください。
バランスボール | オートスイング | |
---|---|---|
メリット | ・値段が安い ・使わないときはたためる ・エクササイズにも使える |
・自分で抱っこする必要がない |
デメリット | ・自分で抱っこする必要がある | ・値段が高い ・かさばる |
オートスイングがもたらしてくれる完全なる自由ってのも捨てがたいんですけどね。